ねじゲージなどのゲージ発注時に気をつけることとは?ねじゲージ発注の注意点5選

ねじゲージの発注は

専門用語が多く、規格の選択ミスが許されないため、特に若手担当者や経験の浅い方にとってはハードルが高い業務です。「とにかく急ぎでほしい」「図面はあるが、どの規格を選べばいいかわからない」といったお悩みを解消し、手戻りのないスムーズな発注を実現するための5つのチェックポイントをゲージメーカーの視点で解説します。

【最短で届けるために】発注前のチェックリスト

  • 1. ゲージの種類:通り・止まりのどちらが必要か?
  • 2. 適用規格:新JIS(ISO)・旧JIS・独自規格のどれか?
  • 3. 区分:標準品(市販品)か、特注品か?
  • 4. 図面の有無:特注品の場合、ワーク図面や仕様書はあるか?
  • 5. 特殊仕様:表面処理(硬質クロム等)は必要か?

1. 通り(GO)・止まり(NOT GO)の確認

ゲージには「通り側」と「止まり側」があり、両方が揃って初めて合否判定が可能です。片側だけの破損や摩耗による補充なのか、セットでの新規購入なのかをまず確認しましょう。

種類 役割
通り側 ワークにスムーズに入ること。入らなければ「規格より小さい(めねじ)」ため不合格。
止まり側 2回転を超えて入らないこと。通ってしまうと「規格より大きい(めねじ)」ため不合格。

2. 規格(新JIS・旧JIS・独自規格)の指定

ねじゲージで最も多いミスが「規格の混同」です。新JIS(ISO)と旧JISでは、合格範囲の寸法が異なるため、互換性がありません。

  • 図面に「6H」「6g」などの表記があれば新JIS(ISO規格)
  • 「2級」「2級検査用」などの表記があれば旧JIS規格

※どちらか不明な場合や、社内独自規格の場合は、現品や図面をご提示いただければ当社で判別可能です。

3. 特注品か標準品かの判断

市販されているカタログ品(標準品)であれば短納期ですが、特殊な径・ピッチ・長さのものは「特注品」となります。特注品の場合は、製作期間が必要になるため、できるだけ早い段階での仕様確定が重要です。

4. 図面の有無と情報共有

特注ゲージの場合、「検査対象となるワーク(製品)の図面」をご提供いただくのが最も確実です。図面があることで、ゲージの干渉確認や、不完全ねじ部の考慮など、より精度の高い設計・製作が可能になります。

5. 表面処理の必要性

耐摩耗性を高めるための「硬質クロムメッキ」や「DLCコーティング」などの表面処理が必要な場合は、必ず発注時にご相談ください。製作工程が異なるため、後からの変更は納期に影響します。

規格等がわからない場合

ねじゲージなどの発注を行いたいけれどもゲージの規格などが分からない、ゲージの刻印が消えてしまって規格が分からないなどのお困り事がございました場合は弊社へ一度ご相談ください。現品がございましたらその製品から弊社にて規格を確認させて頂く事も可能です。


弊社のねじゲージ製作実績ラインナップはこちらをご確認ください。

当社の強み:特注ねじゲージの設計・製作

弊社では、お客様のワーク図面(製品図面)に基づいた最適なゲージ設計を得意としております。

  • 特殊な径・ピッチ:市販されていないサイズを1個から製作。
  • 特殊な形状:逃げ加工が必要な箇所や、長いねじ部にも対応。
  • 高精度保証:長年の実績に基づいた高精度な仕上げ。

「この図面のねじ、どうやって検査すればいい?」という段階からのご相談も大歓迎です。

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特注ゲージの設計製作

最短納期で貴社ワークのための特注ゲージを設計製作いたします。