ねじゲージで「有効径+ねじ穴深さ」を同時に測定|お客様事例
ねじゲージ|お客様事例の紹介
WEB-OKS経由で大古精機で設計製作させて頂きました、ねじゲージのお客様事例をご紹介させて頂きます。お客様の課題解決のご参考になれば幸いです。
測定作業を効率化できないか
お客様が自社ワークのねじ穴精度(有効径)と深さをそれぞれ別に測定されていた作業を同時に測定できる方法がないか検討され、特殊品の測定具やゲージの実績が豊富とのことで大古精機にご相談頂きました。
通り側(GP)に切欠きを設ける
ねじ深さの管理には、通り側(GP)に切欠きを設けることで、ゲージをワークにねじ込み、ワークの端面が切欠きの範囲で止まれば、製品のねじ穴深さが精度内に出来ていると判定することができます。
この切欠を設けた「深さ測定用のねじプラグゲージ」であれば、測定方法は標準のねじプラグゲージと変わらずに、一回の作業(ワンアクション)で、有効径の精度とねじ穴深さを同時に測定することが出来ます。
デジタル式のネジ深さゲージと比べて誰でも目視で確認することができますので、現場でのより簡便なオペレーションにも貢献いたします。
ご相談下さったお客様にもこのタイプのゲージをご提案し、早速、お客様のワークの穴径と深さに合わせたねじプラグゲージを設計製作させて頂きました。
ねじプラグゲージと測定方法が同じ
お客様からも「当初狙っていた現場での検査工数が削減できるだけでなく、測定方法も従来使用しているねじプラグゲージと同じであり、しかも目視で確認できるため作業者がスムーズに扱える。現場では、いかにシンプルで扱いやすくできるかがポイントであり非常に助かった」との評価をいただいております。
特注ゲージの設計製作が得意分野
大古精機は各種ゲージ・治工具・精密測定具の専門メーカーとして80年に及ぶ歴史を有し、しかもお客様独自仕様のゲージの設計製作を中心に取り組んできたことで、お客様からの様々なご要望に対応できる知見が蓄積されております。特殊ゲージでお困りごとがございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ねじプラグゲージ(ねじ用限界プラグゲージ)とは
雌(メス)ねじの通り側(GP)の有効径を簡易に確認するためのゲージ。ねじ加工が決められた通りに行われたかを総合検査する為に使用。
特注ゲージの設計製作
最短納期で貴社ワークのための特注ゲージを設計製作いたします。