インコネルの外径研磨/研削加工 ,平面研削/研磨(ラップ),内径研削,ねじ研削加工はお任せください!

インコネルの精密研削加工

大古精機では精密ゲージ設計製作の加工技術・検査能力を活かして、難削材と呼ばれるインコネルの精密研削加工を行なっております。

通常のゲージ鋼よりは時間がかかりますが、各種精密研削加工を行う事が可能です。

加工が難しいインコネルですが、加工条件のデータがあまり開示されておらず、試行錯誤を行いながら最適条件を導き出す必要があります。

大古精機では、これまでの実績をもとに独自に加工条件を設定しながら試作を行なっております。

少数ロット製品の加工を得意としておりますので、インコネル製品の外径研磨/研削加工 ,平面研削/研磨(ラップ),内径研削加工,ねじ研削加工でお困りの際はぜひご相談下さい。

インコネルの加工が難しい理由

インコネルは特に耐熱性、耐食性に優れ、高温下での使用に特化した金属です。
インコネルの加工が難しい理由は4つ挙げられます。

・高温強度が大きい
インコネルは耐熱性に優れる合金であり切削抵抗が高いので、工具の方が熱に弱く、熱伝導性が悪いために工具が折損してしまう事があります。そのため適切に冷却しながら切削加工を行なう必要があります。

・加工硬化が生じやすい
インコネルは加工硬化が生じやすい合金であり、加工時に応力を加えるとインコネルの硬度がさらに増します。硬化する事で加工性が著しく低下し、工具の寿命を短くするとともに、加工方法によっては仕上げ面の粗化が発生する可能性があります。

・工具材料との親和性が高い
工具材料との親和性が高いため、加工中に発生した切粉が刃先に溶着する事があります。刃先に溶着が発生する事で刃物の切れ味が悪くなり、仕上がりが悪くなります。

・熱伝導性が低い
熱伝導性が低く、加工中に発生する熱が工具に集中します。工具の切れ味が悪くなることでさらに加工熱が発生しやすく、工具折損の原因にもなります。

 

精密研磨加工・ラップ加工

大古精機の精密加工/測定技術を活かし、精密研磨加工、ラップ加工を請け負います。