検査治具の設計製作を、ゲージメーカーに依頼するメリットとは
ワーク専用の検査治具を製作するメリット
検査治具では、寸法、角度、形状、嵌合性などを測定しますが、特に、一つのワークに対して複数個所の検査を行ないたい場合、そのワーク専用の検査治具を設計製作することで、一台で複数箇所の検査を済ませることができるようになります。
さらにはノギスやマイクロメータのように都度寸法を合わせる作業が不要となるため、寸法の読み違いの可能性も無くなり、“誰がやっても、スピーディーかつ正確な検査”が可能となります。
このように専用の検査治具を用いることで作業者の技術や経験によるばらつきをなくすことができるため、とりわけ国際化が進み、作業者の教育や管理が難しくなっている現場にとっては、非常にメリットが大きいといえます。
作業者のスキルに左右されにくい設計が重要
検査治具は、誰が検査を行なっても、簡単かつ正確にできるようにすることが必須となります。そのためには、ワークをいかに正確に簡単に固定できるかから始まり、合否判定を「穴に通ればOK」など、いかにシンプルにできるか、誰が何回やっても同じ作業になるようにできるかといった工夫が求められます。
中には、測定箇所へのアクセスが難しかったり、どの様に測れば良いか新たなアイデアが求められる場合も有りますが、大古精機では、専用治具設計のノウハウと経験を有した設計部門がお客様と打ち合わせを重ね、ご要望に合わせた検査治具の設計に取り組ませて頂いております。
精密ゲージメーカーだからできる品質
大古精機は昭和10年に各種ゲージ・治工具・精密測定具の専門メーカーとして創業以来、おかげさまで、80年におよぶ歴史をもつゲージメーカーの「パイオニア」として高精度・高品質のゲージ製作を手掛けてまいりました。同様に検査治具についても確立したトレーサビリティ体系の下、精密加工技術を駆使して製作に当たっており、単に作ると言うだけでなく、「検査成績表」「校正証明書」「トレーサビリティ体系図」を添付し、間違いのない品質の製品をお届けさせて頂いております。
検査治具の設計製作はお任せください
大古精機では、お客様の様々な測定に関するお困り事を解決する為に、特殊品に特化した設計製作を行っており、納品後についても、検査治具のメンテナンスや定期校正等のアフターフォローも行っております。
お客様が測定したいワークデータがあれば検査治具の設計が可能ですので、人件費削減・工数削減・品質向上がまとめて可能な検査治具のご相談は、是非大古精機へお問い合わせください。
特注検査治具・加工治具の設計製作
最短納期で貴社ワークのための特注検査治具・加工治具を設計製作いたします。