ナックルアーム用マルチ測定治具の設計製作

当社、大古精機ではナックルアームの検査に求められる様々なご要望にお応えするために「ナックルアーム用マルチ測定治具」の製造販売を行なっております。

もちろん、お客様が製造されるナックルアームの形状やサイズに合わせて柔軟にカスタマイズさせて頂きますが、ナックルアームの測定治具を長年にわたり設計製作してきたノウハウを集約し、以下のような特徴を有しております。

 

ナックルアーム用マルチ測定治具の特徴

1)一回のセッティングで、ナックルアーク左右2個のマルチ測定が可能

  ポジション(穴位置)、穴振れ、穴傾き、平面度などの測定検査が同時に可能

 

2)現場で、特別な知識を必要とせずに簡単に測定が可能

 

すなわち、一台の測定治具でマルチな測定に対応することで、

・検査時間を短縮

・測定治具の管理がシンプルに

といったメリットとともに、

光学的な測定機器などと比較して取り扱いが簡単であり、現場でも間違いなく精度の高い測定が可能となります。

 

当社で製作可能かどうか すぐに回答させて頂きます

ナックルアーム用マルチ測定治具イメージ

標準的な「ナックルアーム用マルチ測定治具」の図面を以下に掲載させて頂きます。(詳細の形状等はダミー) また、お客様それぞれのナックルアームに合わせて設計させて頂いているため、秘密保持の観点から製品写真の掲載は割愛させて頂きます。

 

大古精機の設計ノウハウ

例えば測定対象ワークとなるナックルアームに穴が6箇所あり、それぞれ4種類の測定(検査)をする場合、左右2つ同時に測定する場合には、6×4×2=48の測定を一発ですることとなり、治具としては複雑になり設計製作の難度は高くなります。しかし当社ではすでに、このようなナックルアーム特有の測定治具の設計製作ノウハウを確立しており納入実績も豊富ですので、新たにご相談を頂いた場合でもスムーズかつスピード感を持ってお客様のご要望に対応させて頂きます。もちろんナックルアームで培ったノウハウは様々なワークへの応用も可能ですので、ナックルアームの測定治具以外にも「こんなものも作れないか?」と気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。


ナックルアーム(knuckle arm)とは

自動車やトラック等のステアリングシステムを構成する一部品であり、前輪を保持し、ステアリングナックルを介してステアリング操作をタイヤに伝える部品です。ナックルアームは写真のように立体的な形状をしており、穴の位置も三次元的に配置されていることが多い部品です。

(ナックルアームのイメージ:当社が測定治具を設計した実際の部品ではありません)

 

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