量産ねじ研削の受託加工|お客様事例

お客様が、既存ねじ研削加工先より「そろそろ機械の寿命も近い為、引退を考えている...」との相談を受けていました。

「ねじ研削加工のみ」を対応してくれる企業はほとんどないとのことで弊社にご相談頂きました。

最初にご相談頂いた時は、大古精機もねじ研削盤は汎用機しかなく、量産のねじ研削加工への対応は出来ず、お断りをしていました。

 

2019年にNCねじ研削盤の設備導入

大古精機は2019年にNCねじ研削盤の設備導入を行いました。それより当社の加工の幅が広がり、これまで対応が難しかった量産ねじ研削加工が可能になり今回の仕事を引き受ける事が出来ました。

以前からねじ研削について、他のお客様でもお困りごとがあるのことで、NCねじ研削盤導入後も量産ねじ検索加工について、いろいろとお問い合わせを頂いております。

 

86年のゲージ製作による信頼と実績

今回の製品は工作機械に使用される主要部品の為、要求項目が多く加工が難しいワークでしたが、お客様からは「大古精機はゲージ製作では長年の実績があるので、仕上がり精度には全く不安が無く依頼することが出来ました」との嬉しいお言葉も頂きました。

もちろん当社では加工品につきましても、精密ゲージ製作と同じ加工設備、品質管理レベルにて加工させていただいております。
加工品については恒に20℃±1℃の温度・湿度環境の恒温恒湿検査室で全数検査を行い、「検査成績表」「校正証明書」「トレーサビリティ体系図」を添付して納品致します。添付資料は英文での作成も可能です。

 

 

研削、研磨加工品のイメージ(一例)

協力メーカー様の「万が一」で困ってしまう前に

昨今、今まで長いお付き合いがあった協力メーカー様の急な引退や廃業、設備の経年劣化により生産が思うようにいかなくなってしまったというお話を頂く事が増えております。

大古精機ではそのようなお客様の困りごとを解決する為に、若手への技術継承と更なる技術向上、設備のメンテナンスと更新に取り組んでおります。

大古精機ではお客様の様々なお困りごとに柔軟に対応し、お客様に合った解決方法を提案させて頂きますので、ねじ研削に限らず精密研磨研削加工でのお困りごとがございましたら、是非お気軽にお問い合わせください。

 

精密研磨加工・ラップ加工

大古精機の精密加工/測定技術を活かし、精密研磨加工、ラップ加工を請け負います。