SS 材の平面研削・研磨(ラップ)・内径外径・ねじ研削加工はお任せください!

大古精機では精密ゲージ設計製作の加工技術・検査能力を活かして、精密研削加工を行なっております。

大古精機では、これまでの実績をもとに独自に加工条件を設定し、試作を行なっておりますので、SS材の平面研削加工、研磨(ラップ)加工、内径外径加工、ねじ研削加工につきましても是非ご相談ください。

大古精機の精密研磨加工の詳細については、こちらをご覧ください。

SS材とは

「SS材」は「Steel Structure」の略称で、「一般構造用圧延鋼材」とも呼ばれます。主に建築や土木、機械などの構造物に使用される鋼材です。具体的には、鉄を主体とし、炭素を含む合金で作られた鋼材で、一般的に広く利用されています。

特徴
強度と耐久性:

SS材は高い強度と耐久性を持ち、長期間にわたって重い荷重を支えることができます。

加工性:

鋼材の中でも比較的加工しやすい材料であり、切断、溶接、曲げ加工などが容易です。

コストパフォーマンス:

他の特殊鋼材に比べて比較的安価であり、大量生産されているため、コストパフォーマンスが高いです。

広範な使用用途:

建築物の骨組みや橋梁、鉄道レール、機械部品、自動車のシャーシなど、多岐にわたる用途で利用されています。

規格
SS材は日本工業規格(JIS)に基づいて規定されています。例えば、以下のような規格があります。

SS400: 一般的な構造用圧延鋼材の代表的な規格で、引張強さが400 MPa程度です。
SS490: より高い強度を求められる場合に使用され、引張強さが490 MPa程度です。

化学成分
SS材の化学成分は炭素(C)、マンガン(Mn)、シリコン(Si)、リン(P)、硫黄(S)などが含まれます。炭素含有量が増えると、鋼の硬度が増す反面、加工性が低下します。

利用例
建築: 高層ビルや住宅の骨組み、鉄筋コンクリートの補強材など。
土木: 橋梁、トンネル、ダムなどの大型構造物。
機械: 工業用機械、農業用機械、自動車部品など。

製造プロセス
SS材は、鉄鉱石を高炉で溶かし、鋼塊(スラブ)を作るプロセスから始まります。その後、圧延工程で薄く延ばされ、最終的な形状に加工されます。

SS材はその汎用性と経済性から、多くの産業分野で重要な役割を果たしています。建築や土木、機械工学など、さまざまな分野で使用される基本的な材料として認識されています。

 

精密研磨加工・ラップ加工

大古精機の精密加工/測定技術を活かし、精密研磨加工、ラップ加工を請け負います。