精密研削加工|加工設備の紹介 平面研削盤 GP-630F
大古精機の精密研削設備について各種ご紹介させて頂きます。
平面研削盤について
平面研削盤(へいめんけんさくばん)とは、金属やセラミック、プラスチックなどの部品の平面を高精度に研削し、平滑で正確な寸法に仕上げるための工作機械です。自動車部品、金型、精密機械部品など、平らな面の寸法精度と表面仕上げが求められる製品の製造で広く使用されています。
平面研削盤の構造と特徴
- 砥石車(といししゃ)
平面研削の主役となる部分で、非常に硬い砥石材でできています。砥石車は高速で回転し、加工面を削り取っていきます。砥石の材質や粒度は、加工する材料や必要な仕上げ精度によって選択されます。 - 作業台(テーブル)
研削する部品(ワーク)を固定して置く部分で、通常は水平移動が可能です。磁力テーブルを備えていることが多く、金属部品をしっかりと固定できるため、安定した加工が行えます。 - クロスフィード機構
テーブルが横方向(X軸方向)や前後方向(Y軸方向)に移動する機構で、研削位置を調整しながら全体を均一に加工できます。平面全体をまんべんなく研削するために、クロスフィードが重要です。 - 送り装置
砥石の高さを微調整し、ワーク表面の研削深さを調整します。送り量の調整によって、粗削りから仕上げまでの異なる精度の加工が可能になります。 - 制御装置
近年の平面研削盤には数値制御(CNC)が導入されており、プログラムにより自動的かつ精密に研削が行えます。これにより、複雑な加工形状にも対応可能です。
弊社所有の平面研削盤 その1
メーカー:長島精工
型式:GP-630F
加工範囲:600x300x200
加工製品:高さマスター・精密プレート etc
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