材料に合わせた研削ホイールの選び方|精密研削加工

精密研削加工に必須の研削ホイールについて、今回は、材料に合わせた研削ホイールの選び方についてまとめてみましたので、皆様のご参考になれば幸いです。

 

鋼および鉄鋼

• ホイール素材:アルミナ(酸化アルミニウム)ホイール
• 粒度:粗粒度(24~36番)から始め、仕上げには細粒度(60番以上)を使用
• 結合材:ビトリファイド結合材(ガラス結合材)

ステンレス鋼

• ホイール素材:ジルコニアアルミナやセラミックホイール
• 粒度:中粒度(36~60番)
• 結合材:ビトリファイド結合材またはレジノイド結合材(樹脂結合材)

アルミニウムおよび非鉄金属

• ホイール素材:シリコンカーバイドホイール
• 粒度:粗粒度(24~36番)から始め、仕上げには細粒度(60番以上)を使用
• 結合材:レジノイド結合材

超硬合金

• ホイール素材:ダイヤモンドホイール
• 粒度:細粒度(100~180番)
• 結合材:レジノイド結合材またはメタル結合材

セラミックおよびガラス

• ホイール素材:ダイヤモンドホイールまたはシリコンカーバイドホイール
• 粒度:中粒度(60~80番)
• 結合材:ビトリファイド結合材

その他の高硬度材料

• ホイール素材:立方晶窒化ホウ素(CBN)ホイール
• 粒度:細粒度(100~180番)
• 結合材:レジノイド結合材またはメタル結合材

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