精密研削加工|加工設備の紹介 円筒研削盤 GU-30B

大古精機の精密研削設備について各種ご紹介させて頂きます。

円筒研削盤について

研削方法

円筒研削盤では、以下のような手順で研削を行います:

  1. ワークの設置
    ワーク(研削対象物)をワークヘッドにしっかりと固定し、回転できるようにセットします。
  2. 砥石の位置合わせ
    砥石をワークに対して適切な位置にセットし、必要に応じて角度や位置を微調整します。
  3. 研削の開始
    ワークを回転させながら、砥石を移動させて表面を研削していきます。送り装置を調整して、必要な仕上げ精度を実現します。
  4. 仕上げ研削
    粗削りが終わった後、仕上げ用の細かい砥石を使用して、最終的な寸法と表面仕上げを行います。
  5. 検査
    研削後、寸法や表面の状態が要求を満たしているかを確認します。必要に応じて再調整や再加工が行われます。

活用例

円筒研削盤は、以下のような製品や部品の加工に使用されています:

  1. 自動車部品
    エンジンのクランクシャフト、カムシャフト、ギアの軸、ピストンロッドなど、厳密な寸法と滑らかな表面仕上げが求められる部品。
  2. ベアリング
    内輪や外輪の円筒形状を正確に仕上げるために使用されます。
  3. 航空機部品
    高精度な加工が必要な航空機のエンジン部品や構造部品の外径・内径の仕上げ加工。
  4. 精密機械部品
    半導体製造装置などの産業用機械に使われる高精度な円筒形部品の加工。

弊社所有の円筒研削盤その2

メーカー:シギヤ精機
型式:GU-30B
加工範囲:外径φ5~φ300 センター高さ150mm センター間1000mm

加工製品:シャフト・テーパープラグ・プラグゲージ etc

その1も併せてご覧ください。

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