スナップゲージ(挟みゲージ)の測定方法
スナップゲージの測定方法
スナップゲージの測定は弊社ではブロックゲージを用いての測定を行っております。
ユーザー様との測定すり合わせを事前に行い、主に3種類の測定を行っております。
1. 製品自重測定
製品自重測定は測定する寸法のブロックゲージを常盤上にセットしておき、ブロックゲージ上に製品を挟み込み落下していく感覚で寸法を測定する方法です。
2. ブロック自重測定
ブロック自重測定は①とは逆で製品を常盤上にセットし、測定する寸法のブロックゲージを挟み込みブロックゲージの落下する感覚で寸法を測定する方法となります。
3. 差込測定
差込測定は製品・ブロックゲージを、常盤上にセットしておき、スナップゲージの
寸法に合わせてブロックゲージを順々に差し込んでいき、差し込むことをがきついと判断するところまでを測定する方法になります。
測定に関しては測定者の感覚による部分が大きい為、事前の測定者間のすり合わせが必要な製品となります。
また弊社とユーザー様で受け入れ時の測定方法が異なる場合もございます。例えば弊社では上記ブロックゲージを使用した測定方法となりますが、ユーザー様では測長器で測定される場合などがございます。
この場合も測定数値が一致する事はないので、事前に測定値のすり合わせを行って製作を調整させて頂きます。
精密研磨加工、精密研削加工は大古精機にお任せください!
大古精機では、「創業90年の老舗のゲージ屋にしかできない精密研磨加工、精密研削加工」の受託を得意としており、ゲージ製作と同じ加工設備・職人による精密研磨を行い、ゲージと同じレベルの検査を行い、受託加工においても「精度保証」を行っております。
精密加工でお困りのことがございましたら、ぜひ「ゲージ屋」にお声がけください。
弊社の加工実績や加工体制など詳細についてはこちらをご覧ください。