【加工事例】SUS440C内径研削 φ10H6公差|Ra0.15×真円度1μmの高精度加工

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SUS440Cは高硬度・高耐摩耗性を備えたマルテンサイト系ステンレスであり、精密な内径研削加工では、ビビリや熱歪み、仕上げ時の砥粒目残りが課題となります。

今回の対象は、SUS440C製の内径φ10mmH6公差(±6μm)要求の小径リング部品。

真円度1μm以内・面粗度Ra0.15以下という要求でした。

当社では、#800の高粒度砥石を採用し、ビトリファイド結合による安定切削を実現。

加工時にはワーク温度上昇を防ぐため、チャック方式を3点接触支持とし、熱的浮き上がりを排除。

また、クーラントはツインノズル方式により、砥石接触面に対して均等かつ高圧で供給。

加工後の測定結果では、真円度0.80.9μm、面粗度Ra0.120.15を達成し、全品図面公差内に収まりました。

小径内径・焼入材・H6などの組み合わせでも、安定した高精度加工が可能です。

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