精密研削加工における環境への影響とサステナビリティ
大古精機では精密研削加工をおこなっており、このような機械加工を生業にしている工場では様々な廃棄物が発生しますが、弊社は持続可能な社会を目指し環境汚染の予防、循環型社会の実現に向けて取り組んでいます。
以下、弊社が取り組んでおります、主な内容についてご紹介させて頂きます。
切削油の再利用
循環タンク及び、ろ過や浄化装置を用い、可能な限り冷却液を再利用することで、廃液量を削減し、資源の有効活用を心がけています。
廃材処理
鉄屑、切削による切粉、研削による研磨カス(切削油のフィルタリングにより抽出)、寿命を迎えた切削油や機械油(潤滑油や防錆油)、各種事務用消耗品、紙類等の資源ごみを完全分別し専門業者に廃棄依頼しています。
溶剤のリサイクル
弊社ではワークに付着した防錆油、各種切削油、その他油脂を洗浄する各種洗浄油を使用しています。
使用限界に達したものを廃棄する事もできますが、それなりの使用量があるので廃棄コスト、新規購入コスト、何より地球環境への影響を考えリサイクル可能な蒸留装置による循環活用にて運用しています。
弊社では、「第1石油類に分類される溶剤A」と「第2石油類に分類される溶剤B」のリサイクルに適用できる蒸留装置をそれぞれ保有し運用しています。
消費電力の削減
工場内の全ての照明はLED照明を採用し、消費電力削減に努めています。
弊社は環境負荷を極力抑えながら、製品を製造する考え方や取り組みを常に考慮し、また実践する事で「グリーンマニファクチャリング」的な見地から従来の製造業が環境問題に与えてきた影響を認識し、環境保全と経済活動の両立を目指しています。
精密研磨加工、精密研削加工は大古精機にお任せください!
大古精機では、「創業90年の老舗のゲージ屋にしかできない精密研磨加工、精密研削加工」の受託を得意としており、ゲージ製作と同じ加工設備・職人による精密研磨を行い、ゲージと同じレベルの検査を行い、受託加工においても「精度保証」を行っております。
精密加工でお困りのことがございましたら、ぜひ「ゲージ屋」にお声がけください。
弊社の加工実績や加工体制など詳細についてはこちらをご覧ください。