精密研削加工を支える技術承継の取り組み-その2

「ゲージ屋」ならではの精密研磨加工、精密研削加工を行う大古精機では、現場の職人の技術承継、技術教育にも積極的に取り組んでいます。

今回は「テーパーゲージの加工手順を考える」というテーマで行われた現場指導についてご紹介させて頂きます。

テーパーゲージは形状も複雑になり、複数箇所の精度を正確に出す必要があり、難易度の高い精密加工技術が必要となります。ただし弊社ではこれまではそのような技術は先輩の職人から口頭やOJTでその加工技術が継承されていました。

そこで若手社員教育の一環として、実際の加工に入る前に先輩からのOJTではなく、まず若手社員に加工方法を自ら考えてシミュレーションしてもらい、その内容を画像のように言語化してもらいます。

その内容について事前に上長や先輩からアドバイスをもらい、必要があれば内容を修正して加工を行うことで技術承継を進めています。

製造業全体の問題として、腕のある職人さんが高齢化し、後継者も不足する中、残念ながら廃業してしまう中小零細企業が少なくありません。弊社ではお客様にご迷惑がかからないように会社としてしっかりと現場の技術を継承していけるように引き続き取り組んで参ります。

精密研磨加工、精密研削加工は大古精機にお任せください!

大古精機では、「創業90年の老舗のゲージ屋にしかできない精密研磨加工、精密研削加工」の受託を得意としており、ゲージ製作と同じ加工設備・職人による精密研磨を行い、ゲージと同じレベルの検査を行い、受託加工においても「精度保証」を行っております。

精密加工でお困りのことがございましたら、ぜひ「ゲージ屋」にお声がけください。

弊社の加工実績や加工体制など詳細についてはこちらをご覧ください。

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