タングステン研磨品の試作について
1.タングステンの主な用途
精密電子機器・医療分野・航空分野など様々な分野で利用される材質のタングステンはダイヤモンドに次ぐ高い硬度を持っています。その硬度の為、非常に削りにくい金属として難削材とされております。
タングステンの特徴の1つとして高い電気伝導性により電子部品に使用されたり、電極に使用されたりしています。またタングステン合金は高い耐熱性も持っている為、ジェットエンジンのタービンブレードなどにも使用されています。
2.精密電子機器分野でのタングステン使用について
高い電気伝導性をもっている為、半導体製品に使用する事で耐久性・電気伝導性を確保できます。
3. 医療分野でのタングステン使用について
タングステンには毒性がない事から医療分野で広く使われていた鉛の代替品として現在では放射線防護材として医療機関で使用されています。
4.航空分野でのタングステン使用について
タングステンは高い融点を持っている特性上、高温にさらされる状況下での使用が可能である為、ジェットエンジンのタービンブレードなどで広く使用されています。
今後の日本経済を支えていく可能性が高い航空分野・医療分野の他にも金型の摺動部など高い耐摩耗性を持っているタングステン合金はこれからも使用用途が増え、より加工難易度の高い製品を要求される事が考えられます。
お客様の高い要求精度を確保する為、弊社でもタングステン合金の加工・研磨を進めております。テスト加工・試作などでお困りの際は弊社にご相談ください。
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大古精機では、「創業90年の老舗のゲージ屋にしかできない精密研磨加工、精密研削加工」の受託を得意としており、ゲージ製作と同じ加工設備・職人による精密研磨を行い、ゲージと同じレベルの検査を行い、受託加工においても「精度保証」を行っております。
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