ねじゲージの使い方と注意点
このページでは、ねじゲージを正しく使用して頂く為に使い方と注意点をご紹介します。
おねじ検査方法(ねじリングゲージを使用)
・GR おねじの全長にわたって通り抜ければ合格【新JIS(ISO)・旧JIS通り側】
・NR 2回転を超えてねじ込まれなければ合格【新JIS(ISO)止り側】
・IR 2回転以上ねじ込まれなければ合格【旧JIS検査用止り側】
・WR 2回転以上ねじ込まれなければ合格【旧JIS工作用止り側】
めねじ検査方法(ねじプラグゲージを使用)
・GP めねじの全長にわたって通り抜ければ合格【新JIS(ISO)・旧JIS通り側】
・NP 2回転を超えてねじ込まれなければ合格【新JIS(ISO)止り側】
・IP 2回転以上ねじ込まれなければ合格【旧JIS検査用止り側】
・WP 2回転以上ねじ込まれなければ合格【旧JIS工作用止り側】
ねじゲージを使用される際の主な注意点
1.メートルねじゲージは、新JIS(ISO)方式と旧JIS方式の2種類があります。
ご注文及び使用時には、混用なさらぬよう十分ご注意下さい。下記が各方式の等級となります。
【新JIS(ISO)】
おねじ(ねじリングゲージを使用)
公差グレード(3・4・5・6・7・8・9)
公差位置(e・f・g・h)
めねじ(ねじプラグゲージを使用)
公差グレード(4・5・6・7・8)
公差位置(G・H)
新JIS(ISO)方式の等級は数字とアルファベットの組み合わせになります。
【旧JIS】
1級・2級・3級の3種類に分かれており、それぞれ検査用と工作用があります。
2.ワークねじ部のバリやカエリは除去してからのご使用をお願いします。
3.ねじゲージのねじ山及び不完全ねじ山は鋭利となっておりますので、ご使用時には注意して下さい。
弊社のねじゲージのねじゲージ製作実績ラインナップはこちらをご覧ください。

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